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脳神経内科頭痛

那覇市で頭痛にお悩みの方へ 新しいCGRP製剤

【CGRP製剤とは?】片頭痛に悩むあなたへ届けたい新しい治療法

【CGRP製剤】という言葉を耳にしたことがありますか?
近年、片頭痛に特化した新しい注射薬として注目されています。
この記事では、片頭痛の原因とCGRP製剤の特徴、治療の実際についてわかりやすく解説します。

片頭痛ってどんな病気?

片頭痛は、ズキズキとした痛みが片側の頭に起こることが多く、
吐き気や光・音への過敏も伴うつらい病気です。

日本では約840万人が片頭痛を抱えているといわれ、
20〜40代の女性に特に多く見られます。

痛みの発作は数時間から数日続くこともあり、
仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。

従来の治療では、発作時に鎮痛薬やトリプタン製剤を使う「対症療法」が主でした。
しかし「予防的治療」によって、発作そのものを減らす新たなアプローチが可能となってきました。

CGRP製剤とは?最新の予防治療薬

CGRP製剤は、片頭痛の「引き金物質」とされるCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)
の働きをブロックする注射薬です。

CGRPは、頭の血管を拡げたり、神経を刺激して痛みを起こす作用があり、
片頭痛の発生に深く関係しています。

このCGRPを標的とすることで、
発作の頻度や重さを根本から軽減できるのが最大の特徴です。

現在、日本で使えるCGRP製剤は以下の通りです(2025年4月現在):

  • エムガルティ®(ガルカネズマブ):月1回皮下注射
  • アジョビ®(フレマネズマブ):月1回または3カ月に1回の皮下注射
  • アイモビグ®(エレヌマブ):月1回皮下注射

いずれも自己注射が可能で、通院の負担も少なく、生活に取り入れやすい点も魅力です。

CGRP製剤のメリットと注意点

CGRP製剤の大きな利点は、既存の治療で効果が不十分だった方にも有効なことです。
発作の回数が月に4回以上ある方や、
市販薬やトリプタンが効きにくい方に特におすすめです。

副作用は比較的少なく、安全性の高さも特徴です。
主な副作用としては注射部位の痛みやかゆみ、便秘などが報告されていますが、
重大な副作用は稀です。

ただし以下の点には注意が必要です:

  • 妊娠中・授乳中の方への使用は慎重に判断されます
  • 心疾患のある方は主治医との相談が必要です
  • 長期的なデータは蓄積中であり、定期的な評価が望まれます

このように、医師の判断のもとで適切に使用すれば非常に効果的な薬剤といえるでしょう。

当院での片頭痛治療とCGRP製剤のご案内

那覇市のシーサー通り内科リハビリクリニックでは、
片頭痛にお悩みの方へのCGRP製剤を用いた予防治療を積極的に行っています。

診断から治療方針の決定、自己注射指導まで、
総合内科・神経内科・頭痛専門医が責任をもって対応いたします。

「市販薬が効かない」「発作の頻度が多くてつらい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

  • 片頭痛は生活の質を大きく下げる疾患です
  • CGRP製剤は、予防的に発作を減らす新しい注射薬です
  • 当院では専門医が個別に治療方針をご提案します

引用文献

  1. Goadsby PJ, et al. Lancet. 2017;390(10108):2763–2772.
  2. Tepper SJ. Headache. 2018;58(2):276–290.
  3. 日本頭痛学会ガイドライン第3版, 2021年

シーサー通り内科リハビリクリニックのご案内

「あなたの頭痛、あきらめないでください。」
那覇市で神経内科・頭痛治療・脳リハビリを専門とする当院では、
CGRP製剤を含む最先端の治療を提供しています。

詳しくは、当院ホームページ(https://www.shisa-clinic.com)をご覧いただくか、
お気軽にお電話・LINEよりお問い合わせください。