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一般内科呼吸器

肺がんの早期発見に役立つ検査法と予防対策|低線量CTとAI画像診断とは

肺がんとは?〜喫煙者だけの病気ではありません〜

肺がんは、日本人のがんによる死亡原因の第1位を占めています。
かつては「喫煙者の病気」と思われていましたが、最近では非喫煙者にも増えてきており、誰にとっても無関係ではありません。

肺がんには「小細胞がん」と「非小細胞がん」という2つの主なタイプがあり、それぞれ進行のスピードや治療方法が異なります。
特に初期は症状がほとんど出ないため、定期的な検診がとても重要です。

早期に発見できれば、治癒の可能性が高まる一方で、見つかるのが遅いと進行が早く命に関わることもあります。

早期発見が鍵!肺がん検診にCTが選ばれる理由

肺がんを見つけるための検査にはいくつか種類があります。
胸部X線検査(レントゲン)は手軽ですが、小さな早期がんを見逃す可能性があります。

近年注目されているのが「低線量胸部CT検査」です。
これは、従来よりも放射線量を抑えながら、より詳細な画像で肺の状態を調べることができる画期的な検査です。

たとえば、肺の奥にある数ミリの小さながんも見逃さず、早期発見につながります。
実際に、アメリカや日本でも「高リスク群(特に喫煙歴がある方)」に対して低線量CTによる肺がん検診が推奨されるようになっています。

さらに、最新の医療現場ではAI(人工知能)を活用した画像解析が導入され、より正確で効率的な診断が行われています。

当院で受けられる肺がん検査の特徴

当院では、最新鋭のGE社製マルチスライスCT装置を導入しています。
この装置は以下の特徴を備えており、安全かつ高精度な検査が可能です。

  • 最大16断面を同時に撮影でき、撮影時間は胸部でわずか12秒程度
  • **低被ばく設計(従来の約半分)**で、身体への負担を大幅に軽減
  • AI技術を活用した胸部レントゲン解析支援も導入済
  • 息止めが難しいご高齢の方でも、短時間撮影で対応可能
  • 撮影後には再撮影不要で3D画像化が可能、診断精度も大きく向上

また、当院では完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズに検査を受けられます。
現在、肺がん検診は「命を守る定期点検」ともいえる大切な健康管理です。

まとめ

肺がんは誰にでも起こりうる病気です。
しかし、早期に見つけて治療すれば、助かる可能性が高まります。

特に、喫煙歴がある方、長年咳が続いている方、家族に肺がんの人がいる方などは、早めの検査をおすすめします。
レントゲンだけで安心せず、「低線量CT検査」やAI画像解析といった最新の検査技術をぜひご活用ください。

当院の肺がん検診のご案内

シーサー通り内科リハビリクリニックでは、
AI技術を活用した胸部レントゲン
● GE社製マルチスライスCTによる低被ばく・高精度の胸部CT検査
を提供しています。

地域の皆さまの健康を守るため、肺がんの早期発見と予防に全力で取り組んでいます。
検査についてのご質問やご不安があれば、お気軽にご相談ください。
LINEやWebからのご予約も可能です。

【参考文献】

  • 国立がん研究センター「がん情報サービス」肺がん情報ページ
  • American Cancer Society. Lung Cancer Early Detection.
  • 共同通信「2025年肺がん検診指針改訂案」報道(2025年4月)