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多発性硬化症・視神経脊髄炎活動報告
今日は「多発性硬化症(MS)の日」〜パープルデーに寄せて〜
クリニックのオープンまで、いよいよあと1カ月となりました!
ありがたいことに日々多忙で、気づけば1日があっという間に過ぎていきます。
現在、クリニックの内装も着々と進んでおり、オーナー様や設計士様のご協力で、モール内の一部をさまざまな色で彩る工夫もしていただいています。
さて、5月30日は「多発性硬化症(Multiple Sclerosis: MS)」の日です。
「聞いたことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。
多発性硬化症は、主に若い世代に発症する自己免疫疾患です。
なぜかご自身の免疫が、自分の脳や脊髄を攻撃してしまうことで、神経にダメージが多発します。
この病気の特徴は、「自然に良くなることがある反面、それを繰り返す」という点です。
その結果、めまい、しびれ、視力の異常、手足の動かしにくさなど、さまざまな神経症状が現れます。
近年は、再発を防ぐ予防的な治療薬も多く登場していますが、診断が難しい病気の一つであり、発見が遅れることも少なくありません。
このような疾患があることを知ってもらうことが、患者さんやご家族にとって「気づき」のきっかけになり、早期診断・早期治療につながることを願っています。
