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活動報告

片頭痛の地域連携を考える会に参加しました。

先日、「片頭痛の地域連携を考える会」に参加しました。座長は東部クリニックの比嘉瞳先生(前勤務先で同僚の先生)、ご講演は全国的にも頭痛診療で著名な富永病院 頭痛副センター長の菊井祥二先生に務めていただきました。

ご講演では、CGRP製剤が片頭痛治療において「切り札」ではなく「当たり前」として位置づけられつつあり、この薬を活用することで患者さんの日常生活が大きく改善することが強調されました。

後半のディスカッションでは、比嘉先生・菊井先生に加え、沖縄北あんしんクリニックの山口怜先生、そして私も加わり、専門医と非専門医との連携について意見交換を行いました。私からは、「せっかくCGRP製剤という強力な武器が加わったのに、十分に患者さんに届いていない。安全性も高い薬なので、ぜひ非専門医の先生方にも積極的に使用していただきたい」と提案しました。山口先生からは「非専門医から専門医までの頭痛診療のルートがまだ定まっていないことが課題である」とのご指摘をいただきました。

今後も、沖縄県の頭痛患者さんが適切な治療を受けられるよう、引き続き尽力してまいります。