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「多科で考える認知症 ~より良い認知症診療を目指して~」で講演しました
先日、「多科で考える認知症 ~より良い認知症診療を目指して~」という研究会で、講演の機会をいただきました。
座長は、キンザー前クリニック院長の島尻佳典先生にお務めいただきました。
私からは、**「その物忘れ、“年齢のせい”ではないかもしれません ~見逃したくない認知症診療のポイント~」**と題して、認知症を専門としない先生方でも、日常診療の中で認知症や軽度認知障害(MCI)に気づくためのポイントや、実際の診察の進め方についてお話ししました。
近年、認知症診療は大きく変化しています。特に、軽度認知障害(MCI)や軽症認知症の段階で適切に診断することで、新しい治療や予防的な取り組みの恩恵を受けられる可能性が広がっています。
そのため認知症においても、ほかの多くの疾患と同様に、**「早期発見・早期診断・早期介入」**がこれまで以上に重要になっていることをお伝えしました。
牧港中央病院の比嘉聡先生からは、心房細動に対するカテーテルアブレーションについて、自験例も交えながら詳しくご講演いただきました。
近年、心房細動は脳梗塞だけでなく、認知機能低下や認知症との関連についても注目されています。循環器疾患と認知症を一緒に考えることの重要性を改めて学ぶ、大変貴重な機会となりました。
また、城間クリニックの城間清剛先生からは、認知症治療薬を使用する際に注意すべきポイントについて、不整脈などの循環器系への影響も含めてご講演いただきました。
日常診療で使用する機会の多い認知症治療薬についても、患者さんの併存疾患や副作用に十分注意しながら使用することの大切さを、改めて認識しました。
今回の研究会では、認知症を脳だけの問題として捉えるのではなく、内科・循環器科など多科で考え、連携して診療することの重要性を学ぶことができました。
ご一緒させていただいた先生方に心より感謝申し上げます。
今回学んだことを、明日からの診療にしっかりと生かし、患者さんやご家族により良い認知症診療を届けられるよう努めてまいります。

