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コロナ後のだるさ・息切れは要注意|ロングCOVIDの症状と対策まとめ

ロングCOVID(コロナ後遺症)とは?原因・治療・予防をわかりやすく解説

新型コロナに感染したあと、
「治ったはずなのに体調が戻らない」
と感じる方が増えています。

この状態は**ロングCOVID(コロナ後遺症)**と呼ばれます。

一般的には、感染から数週間〜数か月たっても、
原因がはっきりしない症状が続く状態を指します。

代表的な症状は、次のようなものです。

・強いだるさ(疲れやすい)
・息切れ、呼吸のしづらさ
・動悸(ドキドキする感じ)
・頭がぼんやりする(ブレインフォグ)
・においや味が分かりにくい
・睡眠の質の低下

これらは一つだけでなく、
複数が同時に出ることもあります。

しかも、検査では異常が見つからないこともあり、
「気のせいでは?」と誤解されやすい点も特徴です。

しかし、ロングCOVIDは実際に存在する
医学的な問題として、世界中で研究が進んでいます。

【ロングCOVIDの予防|ワクチンと早期治療がカギ】

まず重要なのは、
ロングCOVIDをできるだけ防ぐことです。

現在の研究では、
ワクチン接種により後遺症のリスクが下がる可能性
が示されています。

ワクチンは、感染そのものを防ぐだけでなく、
重症化を抑えることで、結果的に
後遺症の発生を減らすと考えられています。

また、感染した場合でも、
早い段階で適切な治療を受けることが重要です。

特に、重症化リスクが高い方では、
抗ウイルス薬(ウイルスの増殖を抑える薬)を
使用することで、後遺症のリスクが
減る可能性が指摘されています。

つまり、予防のポイントは
「感染しないこと」と同時に、
「感染後の対応を早くすること」です。

【ロングCOVIDの治療|万能薬はないが対処は可能】

現時点で、ロングCOVIDに対して
「これだけで治る」という薬はありません。

そのため、治療は
症状に合わせて個別に対応することが基本です。

例えば、呼吸症状がある場合、
呼吸機能を改善するトレーニングを行います。

強いだるさがある場合には、
無理に活動量を増やすのではなく、
体調に合わせて少しずつ回復を目指します。

一部では、ステロイド(炎症を抑える薬)などの
使用も検討されますが、
副作用とのバランスを考え慎重に判断されます。

また最近では、腸内環境を整える
**プロバイオティクス(善玉菌)**が
役立つ可能性も報告されています。

ただし、どの治療も「誰にでも効く」わけではなく、
症状のタイプによって効果が異なります。

そのため、自己判断でサプリメントや薬を
増やすのではなく、医師と相談しながら
進めることが大切です。

【ロングCOVIDの回復|リハビリと生活の工夫が重要】

ロングCOVIDでは、薬だけでなく
リハビリと生活の工夫が非常に重要です。

特に問題となるのが、強い疲労感です。

この疲労は「休めばすぐ治る」タイプではなく、
無理をすると悪化することがあります。

そのため、最近では
**「ペーシング」**という考え方が重視されています。

これは、
「体力の範囲内で活動し、無理をしない」
というシンプルですが重要な方法です。

さらに、認知行動療法(考え方や行動を整える治療)も、
疲労や不安の改善に役立つとされています。

また、リハビリでは、

・軽い運動(ウォーキングなど)
・呼吸トレーニング
・筋力維持トレーニング

などを、無理のない範囲で行います。

ここで大切なのは、
「頑張りすぎないこと」です。

体調が良い日と悪い日を見極めながら、
少しずつ回復していくことがポイントです。

まとめ

ロングCOVIDは、
決して珍しいものではなく、
誰にでも起こりうる状態です。

予防としては、

・ワクチン接種
・感染後の早期対応

が重要です。

また、発症した場合は、

・症状に合わせた治療
・無理のないリハビリ
・生活の調整

を組み合わせることが大切です。

「なかなか治らない」と悩んでいる方も、
適切な対応を行うことで、
少しずつ改善していく可能性があります。

一人で抱え込まず、
医療機関に相談することが回復への第一歩です。

当院からのお知らせ

那覇市・浦添市・沖縄県で、
コロナ後のだるさ、息切れ、頭痛、物忘れ、
自律神経症状などでお困りの方は、

シーサー通り内科リハビリクリニック
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当院では、内科・脳神経内科・リハビリの視点から、
ロングCOVIDの評価とサポートを行っています。

血液検査や画像検査に加え、
リハビリスタッフと連携し、
生活に合わせた回復プランを提案いたします。

引用・参考文献

Cao B, Soriano JB, Wang Q, et al.
Clinical practice guideline for long COVID prevention and treatment.
European Respiratory Journal. 2026.