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一般内科循環器生活習慣病(高血圧・糖尿病など)

高血圧・コレステロールが危ない理由|心血管疾患をやさしく解説

【心血管疾患とは?心臓と血管の大きな病気】
心血管疾患とは、心臓や血管に起こる病気の総称です。
代表的なものに、心筋梗塞や狭心症、脳卒中があります。

これらは突然起こるイメージがありますが、
多くは長年の生活習慣の積み重ねで進行します。

世界では今も心血管疾患が最大の死因となっており、
年間約2,000万人が命を落としていると推計されています。

医療は進歩していますが、高齢化の影響で
患者数そのものは増え続けているのが現状です。

【原因の多くは生活習慣:血圧・食事・コレステロール】
心血管疾患の約8割は、生活習慣に関係すると考えられています。
つまり、日々の行動を変えることで予防できる余地が大きい病気です。

特に重要なのが「血圧」です。
血圧が高い状態が続くと、血管の壁が傷つきやすくなります。

次に大切なのが食事です。
塩分が多い食事や、野菜不足は血管に負担をかけます。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いと、
血管の内側に脂がたまり、動脈硬化が進みます。

最近では、肥満や血糖値の上昇も
心臓や脳の病気と強く関係することが分かってきました。

【今日からできる予防:小さな習慣が血管を守る】
まずは家庭で血圧を測る習慣をつけましょう。
「病院では正常」でも、家庭血圧が高い人は少なくありません。

食事では「減らす」より「足す」意識がおすすめです。
野菜、魚、豆類を少し増やすだけでも効果があります。

運動は激しくなくて大丈夫です。
1日10分の早歩きを積み重ねるだけでも血管は元気になります。

また、定期的な検査も重要です。
血圧やコレステロールは、数値で知ることで改善しやすくなります。

「まだ症状がないから大丈夫」と思わず、
早めに自分の血管の状態を知ることが予防の第一歩です。

当院からのご案内(シーサー通り内科リハビリクリニック)

当院では、高血圧・脂質異常症・糖尿病など
生活習慣病の診療を通じて、
心筋梗塞や脳卒中の予防に力を入れています。

頸動脈などの血管超音波検査により、
動脈硬化の進み具合を痛みなく評価できます。

また、**CT検査(低線量CTを含む)**を活用し、
心血管リスクの評価や全身の健康チェックも行っています。

「今の生活で大丈夫か不安」
「血管の状態を一度しっかり調べたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

引用・参考文献(最後にまとめて掲載)

   Global, Regional, and National Burden of Cardiovascular Diseases and Risk Factors,

   1990–2023. Journal of the American College of Cardiology, 2025.

https://doi.org/10.1016/j.jacc.2025.08.015