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片頭痛が慢性化する前に!早期治療がカギの理由とは
【片頭痛を放置しないで!】慢性化リスクと早期治療のすすめ
片頭痛は「たかが頭痛」と軽く見られがちですが、
放置すると慢性化して日常生活に大きな影響を与える病気です。
この記事では、片頭痛の慢性化リスクとその予防法、
そして早期治療の重要性について、わかりやすくご紹介します。
片頭痛とは?繰り返す痛みの正体
片頭痛は、ズキンズキンと脈打つような強い頭痛が繰り返される病気です。
吐き気や嘔吐、光や音に敏感になる症状を伴うことも多く、
寝込んでしまう方も少なくありません。
日本ではおよそ840万人が片頭痛に悩まされており、
特に20〜40代の女性に多くみられます。
一般的な片頭痛は、月に1〜2回程度の発作が特徴ですが、
そのままにしておくと、次第に頻度が増え、慢性片頭痛へと進行することがあります。
慢性片頭痛とは?毎日続くつらさ
慢性片頭痛とは、以下のような状態を指します:
- 月に15日以上の頭痛がある
- そのうち少なくとも8日は片頭痛の特徴を持つ
慢性片頭痛になると、週に何度も痛みに襲われることもあり、
仕事や家事、育児など日常生活に深刻な支障をきたします。
また、痛みだけでなくうつ状態や不安感を伴うこともあり、
生活の質(QOL)が大きく下がってしまうのです。
慢性化の要因には以下のようなものがあります:
- 痛み止め(鎮痛薬)の乱用
- ストレスや睡眠不足
- ホルモンバランスの乱れ
- 治療の遅れ・放置
つまり、「少し様子を見よう」と放置した結果、
片頭痛が悪化しやすい状態に陥る可能性があるのです。
片頭痛は早期治療がカギ
片頭痛の慢性化を防ぐには、早期の受診と適切な治療が最も重要です。
最近では、トリプタン製剤や予防薬に加えて、
CGRP製剤という新しい注射治療も登場し、
これまでよりも効果的な予防が可能になっています。
また、片頭痛のタイプや発作頻度に応じて、
「発作治療」と「予防治療」の使い分けが重要です。
▼片頭痛が疑われる方は、以下の症状に注意しましょう:
- ズキズキと片側が痛む
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 光や音がつらく感じる
- 頭痛の前に「キラキラ」した光が見える
これらの症状が繰り返し起こる場合は、自己判断せず、
神経内科や頭痛専門医への相談をおすすめします。
まとめ:片頭痛は放置せず、早めの対応を
片頭痛は、早めに対処することで慢性化を防げる病気です。
治療を始めるタイミングが早いほど、
将来的な頭痛の頻度や重症度を抑えることができます。
「まだ我慢できるから」と市販薬に頼り続けるのではなく、
一度、専門医の診察を受けることが、将来の自分を守る第一歩です。
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那覇市のシーサー通り内科リハビリクリニックでは、
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- 月に数回の頭痛に悩む方
- 痛み止めが効かなくなってきた方
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引用文献
- Lipton RB, et al. Headache. 2001;41(7):646–657.
- Buse DC, et al. Neurology. 2012;78(5):342–349.
- 日本頭痛学会ガイドライン 第3版, 2021年版
本記事は、総合内科・神経内科・認知症・動脈硬化専門医としての責任をもって監修・執筆しております。
