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脳を守る食事「MIND食」とは?認知症・うつを遠ざける簡単なコツ

年齢とともに、物忘れや気分の落ち込みを
気にする方は少なくありません。

実は最近、「何を食べるか」が
脳の健康に深く関係していることが
わかってきました。

注目されているのが
**MIND食(マインドしょく)**という
脳にやさしい食事の考え方です。

一方で、超加工食品と呼ばれる
食品を多くとる食生活には
注意が必要とされています。

ここでは、専門知識がなくても
理解できるように、
やさしく解説します。

【脳を守る食事「MIND食」とは(キーワード:MIND食・認知症予防)】
MIND食とは、
脳の健康を守るために考えられた
食事スタイルです。

地中海食とDASH食という
健康に良い食事法の
良い部分を組み合わせています。

中心になるのは、
野菜、豆類、全粒穀物、魚、
オリーブオイルなどです。

これらの食品は、
脳の血流を保ち、
炎症を抑える働きが
期待されています。

MIND食を意識している人ほど、
認知症や脳卒中、
うつや不安が少ない
傾向が報告されています。

大切なのは、
「完璧に守る」ことではありません。

週に数回、
野菜や魚を増やすだけでも
十分な第一歩です。

【注意したい超加工食品(キーワード:超加工食品・うつ不安)】
超加工食品とは、
工場で強く加工された食品です。

例として、
菓子パン、スナック菓子、
加工肉、甘い飲み物、
カップ麺などがあります。

これらを多くとる人ほど、
認知症や気分の不調が
多い傾向が示されています。

忙しい毎日で、
完全にやめるのは
現実的ではありません。

大切なのは、
「減らす」「置き換える」ことです。

菓子パンを
おにぎりや卵に変える。

甘い飲み物を
無糖のお茶にする。

このような小さな工夫が
脳を守る一歩になります。

【なぜ食事が脳に影響するのか(キーワード:代謝・老化)】
食事は、
体の中の代謝や炎症、
老化の進み方に影響します。

MIND食は、
血糖や脂質の状態を整え、
体にやさしい環境を
作ると考えられています。

その結果として、
脳の血管や神経が
守られやすくなります。

逆に、
超加工食品が多い食事は、
体に負担をかけ、
脳にも悪影響を
与える可能性があります。

ただし、
食事だけですべてが
決まるわけではありません。

運動、睡眠、
禁煙や節酒も、
同じくらい大切です。

【今日からできる簡単チェック】
・野菜を毎日どこかで食べる
・豆腐や納豆を週に数回とる
・魚を週2回意識する
・超加工食品を主役にしない

「できることを、
できる範囲で続ける」

それが、
脳を守るいちばんの近道です。

当院からのご案内(コマーシャル)

シーサー通り内科リハビリクリニックでは、
認知症や脳卒中の予防を目的に、
生活習慣全体を一緒に見直します。

血圧、コレステロール、血糖管理から、
食事や運動の相談まで対応しています。

「将来の脳が心配」
「最近、物忘れが増えた」

そんな方は、
お気軽にご相談ください。

引用文献

Shi Y, et al. eClinicalMedicine. 2025;90:103616.
https://doi.org/10.1016/j.eclinm.2025.103616