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手洗いで風邪やインフルは防げる?今日からできる感染予防の基本
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症対策というと、
マスクや換気を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実は「手」もウイルスが体に入る大きな入口です。
私たちは無意識のうちに、目・鼻・口を何度も触っています。
そのため、手に付いたウイルスが体内に入り、
感染につながることが少なくありません。
この記事では、
「手洗いは本当に意味があるのか」
「どうすれば無理なく続けられるのか」
を、できるだけ分かりやすく解説します。
【手洗いの効果|風邪やコロナを減らせる可能性】
手洗いは、もっとも基本的な感染予防策です。
理由は単純で、ウイルスを物理的に洗い流せるからです。
近年の研究では、
手洗いをしっかり行っている地域ほど、
呼吸器感染症が少ない傾向が示されています。
特に重要なのは、
「なんとなく洗う」よりも
「大事な場面で洗う」ことです。
外出後や食事前など、
感染のリスクが高い場面で手洗いをすることで、
効果が出やすくなります。
ワクチンや薬が発達した現在でも、
手洗いは今なお重要な土台の対策といえます。
【手洗いの現状|分かっていても、実はできていない】
多くの人は、
「手洗いが大切なこと」は知っています。
しかし実際には、
毎回しっかりできている人は
それほど多くありません。
特に、
・忙しいとき
・外出先
・仕事中
などでは、手洗いが省略されがちです。
また高齢の方では、
「帰宅後は洗うが、外出中は忘れる」
といった傾向もみられます。
つまり問題は、
意識の低さではなく
「続けにくさ」にあります。
無理な完璧主義より、
現実的な工夫が大切です。
【続けるコツ|「タイミング重視」で負担を減らす】
手洗いを成功させるコツは、
回数を増やしすぎないことです。
特に意識したいタイミングは次の通りです。
・外から家に帰ったとき
・食事の前
・トイレの後
・咳やくしゃみの後
・人が多い場所に行った後
これだけでも、
感染のリスクはしっかり下げられます。
洗い方は、
石けんを使って20秒ほどが目安です。
指の間や指先、親指は
洗い残しが多いので意識しましょう。
続けやすくするためには、
・玄関近くに消毒を置く
・外出用の消毒を持ち歩く
・帰宅後すぐ洗う習慣を作る
といった工夫がおすすめです。
まとめ
手洗いは、地味ですが効果的な予防法です。
大切なのは、
「大事なタイミングを逃さないこと」です。
完璧を目指さず、
できる範囲で続けることが、
結果的に自分と家族を守ります。
当院からのご案内
シーサー通り内科リハビリクリニックでは、
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症診療に加え、
高血圧・糖尿病・脂質異常症などの基礎疾患も診療しています。
「どこまで対策すればいいのか分からない」
「家族にうつさないか不安」
といったご相談も歓迎です。
気になる症状があれば、
早めにご相談ください。
引用・参考文献
Zhou W, et al.
Hand hygiene acceptance, practice, and the association with COVID-19 outcomes.
BMJ Global Health. 2025;10:e021363.

CDC(米国疾病対策センター)
Handwashing: When and How