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「骨を守る!骨粗しょう症の予防・運動・食事ガイド」
骨粗しょう症とは?原因・診断・治療をわかりやすく解説
骨粗しょう症は年齢とともに骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
特に高齢の女性に多く見られますが、男性でも起こります。
適切に予防・治療することで骨折を減らし、健康な生活を維持できます。
【骨粗しょう症の原因とリスク】
骨粗しょう症は、骨の量が減り、骨がもろくなる病気です。
原因として、加齢や女性ホルモンの低下が大きく関わっています。
特に閉経後の女性は、エストロゲンという骨を守るホルモンが減るため、骨密度が急に下がります。
また以下の要因も骨粗しょう症のリスクを高めます。
- 親が大腿骨を骨折したことがある
- 体重が軽い
- 喫煙や大量の飲酒
- ステロイド薬の長期使用
- 関節リウマチや腸の慢性炎症
骨折は腰椎(背骨)、大腿骨、手首に多く発生します。
特に大腿骨の骨折は寝たきりの原因になりやすく、死亡リスクも高いので注意が必要です。
【検査と診断方法】
骨粗しょう症の診断には骨密度検査(DXA検査)が使われます。
骨密度とは骨にカルシウムなどのミネラルがどのくらい含まれているかを示す値です。
若い成人と比べて2.5以上低い(Tスコア−2.5以下)と骨粗しょう症と診断されます。
しかし骨密度だけでなく、以下の要因を総合的に評価することが重要です。
- 過去の骨折歴
- 直近1年間の転倒歴
- 年齢・性別・体重
- 喫煙や飲酒の習慣
これらを組み合わせて「FRAX」というツールで10年以内の骨折リスクを計算します。
必要に応じて背骨のレントゲンで骨折がないかも確認します。
【治療と予防の最新知見】
治療は「骨を壊す働きを抑える薬(骨吸収抑制薬)」と「骨を作る薬(骨形成促進薬)」があります。
最も多く使われるのはビスホスホネート(アレンドロン酸など)で、骨折リスクを大幅に下げます。
これが使えない場合、デノスマブという注射薬が選ばれます。
特に骨折リスクがとても高い場合は、骨を作る薬(テリパラチドやロモソズマブ)が有効です。
これらは一定期間使った後に骨吸収抑制薬に切り替えます。
治療と並行して生活習慣の見直しも大切です。
- 毎日カルシウム(1000〜1200mg)とビタミンD(600〜800IU)をとる
- 体重を減らしすぎない
- 筋力やバランスを鍛える運動(スクワット、片足立ちなど)を続ける
- 転倒しにくい環境を整える
特に運動は骨密度を維持し、転倒も減らせるので積極的に取り組みましょう。
まとめ
骨粗しょう症は加齢とともに誰にでも起こり得る病気です。
早めの検査と適切な治療で、骨折を防ぎ、自立した生活を続けられます。
気になる方はぜひ専門医にご相談ください。
参考文献
- Morin SN, Leslie WD, Schousboe JT. Osteoporosis: A Review. JAMA. Published online June 30, 2025. doi:10.1001/jama.2025.6003
当院からのご案内
当院でも骨密度測定、骨粗しょう症の診断・治療、食事や運動指導までトータルでサポートしています。気になる症状がある方や予防を考えている方は、お気軽にご相談ください。
