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夜型体質は寿命に影響する?脳卒中・心臓病を防ぐ生活習慣8つ

夜型生活は健康に悪い?心臓や脳の病気との関係

「自分は夜型だから仕方ない」と思っていませんか。

夜遅くまで起きている生活は、
心筋梗塞や脳卒中などの病気と
関係する可能性があることが
最近の研究で明らかになってきました。

心筋梗塞や脳卒中は、
日本でも死亡原因の上位を占める
非常に重要な病気です。

そのため生活習慣との関係は
多くの研究者が注目しています。

最近の大規模研究では、
30万人以上を約14年間追跡して
夜型体質と心血管疾患の関係を調べました。

その結果、
強い夜型の人は心血管疾患のリスクが
約16%高い
という結果でした。

ここでいう心血管疾患とは
次のような病気です。

・心筋梗塞
・狭心症
・脳梗塞
・脳卒中

血管が詰まったり破れたりすることで
起こる重大な病気です。

ではなぜ夜型の人は
これらの病気が増えるのでしょうか。

【夜型体質と生活習慣の乱れ】

研究で重要だったのは
夜型そのものよりも
生活習慣の違いでした。

夜型の人は、次のような
生活になりやすいとされています。

・睡眠不足
・夜遅い食事
・運動不足
・体重増加
・喫煙
・血糖の悪化

これらはすべて
心筋梗塞や脳卒中の
危険因子です。

研究では
「Life’s Essential 8」という
健康指標が使われました。

これはアメリカ心臓協会が提唱した
心血管健康の8つのポイントです。

具体的には次の8つです。

・食事
・運動
・睡眠
・喫煙
・体重
・血圧
・血糖
・コレステロール

夜型の人は、
この健康スコアが
低くなりやすいことがわかりました。

特に差が大きかったのは

・喫煙
・睡眠
・運動

でした。

つまり夜型の人は
生活習慣が乱れやすく、
それが心臓や脳の病気につながる
可能性があるのです。

【夜型でも脳卒中を防ぐ生活習慣】

安心してほしいのは、
夜型体質そのものが
病気を決めるわけではないことです。

研究では、
夜型と心血管疾患の関係の多くは
生活習慣で説明できるとされています。

つまり夜型の人でも
生活習慣を整えれば
リスクを下げることができます。

特に重要なのは
次のポイントです。

① 起床時間を一定にする

休日も含めて
同じ時間に起きることで
体内時計が整います。

② 朝日を浴びる

朝の光は体内時計を
リセットする効果があります。

③ 寝る前のスマホを減らす

スマートフォンの光は
睡眠ホルモンを減らし
眠りを浅くします。

④ 運動習慣をつける

週150分程度の運動は
心血管疾患の予防に
効果があるとされています。

⑤ 禁煙する

喫煙は
心筋梗塞と脳卒中の
大きな危険因子です。

夜型の人ほど生活改善が重要

今回の研究からわかったことは、

夜型だから危険というよりも

夜型の人ほど生活習慣を整えることが重要

ということです。

睡眠、食事、運動、禁煙、
体重管理や血圧管理を整えることで

心筋梗塞や脳卒中のリスクは
大きく減らすことができます。

もし

・夜更かしが多い
・血圧が高い
・コレステロールが高い
・家族に脳卒中や心臓病が多い

という方は、
一度生活習慣を見直してみることを
おすすめします。

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引用文献

Kianersi S, et al.
Chronotype, Life’s Essential 8, and Risk of Cardiovascular Disease.
Journal of the American Heart Association.
https://doi.org/10.1161/JAHA.125.044189